船に乗って桜のトンネルを楽しむ 勝浦町のさくら祭り

勝浦町と桜

勝浦町の春と言えば、阿波勝浦〈元祖〉ビッグひな祭りをはじめとする「ひな祭り」ですが、もう一つ春の風物詩として「さくら」があります。

勝浦町生名(いくな)地区で、2003年に始まった「阿波勝浦さくら祭り」をはじめ、町内には多くの「桜スポット」が存在します。
町内の見所・穴場桜スポットについて、ご紹介いたします。

勝浦といえば「生名ロマン街道」

2003年にスタートした「阿波勝浦さくら祭り」の会場でもある「生名ロマン街道」。
全長2kmに渡る並木道には桜の木がズラリと立ち並び、フォトスポットとしても人気です。

3月下旬〜4月上旬に開催される「阿波勝浦さくら祭り」の期間中は、アメゴ釣りや舟下り、トロッコ列車など、大人から子供まで楽しめる催しもございます。
特に人気なのは、優雅に船に乗り、桜を真下から眺められる「舟下り」です。船頭さんによる華麗な舵取り、トークを楽しみながら桜を堪能できます。

2018年4月、台湾から2500名の観光客を受け入れ、勝浦の桜、そして日本の桜・花見文化の架け橋として、大きな功績を残しました。

場所 生名ロマン街道
コース 駐車場は道の駅「ひなの里かつうら」を利用すると便利。
お土産は同じく道の駅と隣接する「JA東とくしまよってネ市」。
特徴 全長2kmにおよぶ桜並木。
勝浦町では唯一の桜並木で、毎年「勝浦さくら祭り」として舟下りなどが行われます。

 

「阿波勝浦さくら祭り」公式ページはこちら

そのほかの桜スポット

勝浦で一番最初に咲く 坂本のしだれ桜

勝浦町で例年いちばん最初に満開を迎える坂本のしだれ桜。
桜を上からも下からも見られるスポットで、道沿いに咲いているのでフォトスポットとしても最適です。
散りはじめは桜シャワーの中で写真を撮ることができます。

場所 坂本(道沿い)
コース ふれあいの里さかもとに向かう道中に咲いています。
道沿いのため、路上駐車等はお控えください。桜を楽しんだ後は、ふれあいの里さかもとでお土産を買うのはいかがでしょうか。
特徴 勝浦町でいちばん早く咲く桜。
穴場の撮影スポットです。

 

新種「勝浦雛桜」を堪能できる新名所

2020年、新種として登録された「勝浦雛桜」が堪能できる新名所です。
勝浦雛桜はヤマザクラとエドヒガンの交配種として、2020年1月に新種登録され、注目されている桜です。

そんな「勝浦雛桜(ヒナザクラ)」が植えられているのが横瀬の新名所です。

場所 鹿背山の中腹。
コース 駐車場は「勝浦町民体育館」をご利用ください。
勝浦町民体育館から徒歩15〜20分程度。舗装された山道です。
特徴 新種「勝浦雛桜」がみれる名所。斜面に植えられた桜の塩梅がよく、写真スポットとしてもGOOD。
「桜園」の中には休憩用のベンチも複数設置されており、休憩もできます。
トイレはありません。

農道はありますが、道が険しく対向が難しく駐車場がないため、車でのアクセスは絶対におすすめしません。
トレッキングの格好をして臨んでください。

 

日本のノスタルジー 小松島西高校 勝浦高

小松島西高校の敷地内、道沿いに咲いている桜

場所 小松島西高校 勝浦高
〒771-4305 徳島県勝浦郡勝浦町大字久国屋原1
コース 小松島西高校勝浦校で桜を見た後、道の駅でお土産・休憩
特徴 道沿いのため、車を停めてゆっくり見るのは難しい場所ですが、高校と桜というシチュエーションは日本人にとってはノスタルジックかもしれません。

鳥居と桜 絶好のフォトスポット「鹿背山神社」

横瀬富士として親しまれている勝浦の山「鹿背山」の麓に位置する鹿背山神社。
桜がお出迎えしてくれます。

場所 鹿背山神社
〒771-4307 徳島県勝浦郡勝浦町大字三溪中村74
コース 現地に駐車場がないため、横瀬商店街の駐車場に車を停めて徒歩10分程度。
帰りは横瀬商店街(勝浦中央商店街)で、菓子工房マエノのパンを味わいながら休憩はいかがでしょうか。
特徴 静かな境内で桜の花びらが舞う風景が魅力です。フォトスポットとしても映えること間違いありません。

 

JA東とくしま「勝浦支所」裏 坂本川沿い

場所 JA東とくしま裏〜横瀬小学校裏
コース 勝浦中央商店街の駐車場を利用すると便利。
ただし、利用する場合は商店街で買い物必須。
特徴 橋の上から見ると川を中心にシンメトリーに配置された桜が印象的な風景。
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