町全体が雛人形で飾られる「ひなの里」

2月下旬〜4月上旬まで、勝浦町内の各地に飾り付けられる雛人形たち。
勝浦町のひな祭りといえば「阿波勝浦〈元祖〉ビッグひな祭り」が有名ですが、実は、そのほかの地域にもたくさんの雛人形が飾られており、いうなれば町全体が「ビッグひな祭り」なのです。

そんな勝浦町のひな祭りの魅力に、せまります!

ひな祭りとは

まず、ビッグひな祭りの紹介の前に、日本の文化である「ひな祭り」について、ご紹介いたします。

ひな祭りとは、毎年3月3日に行われる、女子の健やかな成長を祈る節句の年中行事です。その起源は平安時代まで遡るとも言われております。当初は、「お祭り」という儀式ではなく遊びであり、「ひな遊び」と呼ばれていました。

平安時代には、紙で作った雛人形を川へ流し、厄除けの守り雛として祀られるようになったそうです。
1年の災いを春のひな流しで祓う。これがひな祭りの起源です。

*ひな祭りの起源については諸説あります。

では、現在のようなひな壇を飾るようになったのはいつでしょうか。
江戸時代に入り、人形造形の技術が発達した頃を境に、女の子の間ではひな遊びが大流行しました。
しかし、木製でお金もかかっている雛人形を川にながすわけにはいかず、この頃から現在のような鑑賞スタイルに変わったそうです。

ひな祭りの町 勝浦

勝浦町でひな祭りイベントが始まったのは1989年。人形文化の発展と地域おこしの活動の一環として始まった「ビッグひな祭り」です。
日本には「ビッグひな祭り」と称するひな祭りイベントが複数ありますが、勝浦町の阿波勝浦〈元祖〉ビッグひな祭りは、元祖という名の付く通り、まさしくその先駆けとなったイベントです。

その後、勝浦町の一番奥に位置する坂本地区で「お雛様の奥座敷と坂本おひな街道」がスタートします。専用会場を豪華絢爛に飾った「ビッグひな祭り」とは趣向の違う、民家の軒下などを飾るひな祭りで、田舎の原風景を眺めながら楽しめます。
(現在は「坂本おひな巡り」に名称を変更)

近年では、「阿波勝浦〈元祖〉ビッグひな祭り」の会場である勝浦人形文化交流館と、坂本のひな街道を結ぶかのように、その道中の家々に雛人形が飾られており、「ひな祭りの町 勝浦」と言っても過言ではありません。

勝浦町のひな祭り

それでは、ここからは勝浦町のひな祭りイベントについて深掘りしていきます。

全国に波及していった「ビッグひな祭り」の元祖

まずは全国に波及していったビッグひな祭りの元祖、「阿波勝浦〈元祖〉ビッグひな祭り」です。
会場内にはおよそ3万体の雛人形が飾られており、会場の中央には高さおよそ8メートル、計100段のひな壇を有するおひなピラミッドが聳え立ちます。

その景色はまさに圧巻。
全国、いや全世界でどこにも見たことがないひな壇を見ることができるでしょう。

会場に飾られた雛人形は、全国で飾られなくなった雛人形。
千葉や和歌山で行われているビッグひな祭りの人形は、この会場に集まった雛人形を里子として送り出したものです。

町ブラおひな旅が楽しめる、坂本

続いては、民家の軒下や神社などの屋外を中心に飾っている坂本地区のひな祭り「坂本おひな巡り」です。
2019年までは「お雛様の奥座敷と坂本おひな街道」という名称でしたが、エリアを変更し心機一転。
新たに地元の神社である「坂本八幡神社」を会場に加え、より風情あるイベントへと進化しました。

また、イベント期間中に同時開催される「さかもと着物祭り」では着物の着付け体験や人力車体験などのアクティビティも楽しめます。

 

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